ストレートの速さ論争で出てくる投手はたくさんいる。尾崎だ、山口だ、江川だ、最近では大谷だ、佐々木だなんてみんな速いのは誰かって論争好きなんですよね。で、今回は日本人ではないが、この人も忘れてはいけない一人だろう郭泰源を取り上げてみました。

そう郭泰源は、オリンピック予選で、日本のエース池田親興と投げ合い勝利する。この試合は、01で日本の負け。それで、オリンピック出場がなくなり多くの選手がプロ入りすることに。池田も阪神入りしましたが、この郭との投げ合いで勝っていたら、阪神入りはなかたったんだと思うと、これも、もしの話にはなるんだが、阪神優勝、日本一はどうだったのかなんても考えてしまいますよね。

結局、政治的な理由で日本もオリンピックに出場し金メダルを獲得しますが、郭もオリンピックで活躍し、台湾の銅メダルに貢献し、日本だけでなくメジャーにも注目され争奪戦が勃発

最終的には、日本の球団で巨人と西武の一騎打ちで、いろいろあったみたいではあるんですが、郭は西武入団と言うことになったんです。

同じ年に荘勝雄もロッテ入りしたんですが、郭とは待遇が違い、郭には通訳いるのに荘には通訳なし、住むところも合宿所、年俸も倍くらいの差があったんですが、よく荘はロッテ入りしてくれたなと思ったものです。

その全盛期の158キロのストレートと同じような速さで来るスライダーに日本の打者は圧倒されるそしてシュートを決め球にし、あの落合博満が、絶対打てない投手って言っていたんだからホント凄い投手だったんです。

通算成績　タイトル　表彰
272試合　117勝68敗18S 防御率3.16
最高勝率2回
MVP 1回