「道楽と職業」は、明治四十四年八月、その年に建設された、明石郡公会堂現・中崎公会堂で行われた、夏目漱石の講演筆記録です。

漱石はこの前年に、いわゆる「修善寺の大患」によって生死の境をさまよい、病が小康状態となったこのころ、大阪朝日新聞社の招聘に応じて、関西地方での講演会に登壇しました。
他人のためにする仕事を「職業」、自分のためにする仕事を「道楽」と定義づけ、
職種がどんどん細分化する世の中で、このふたつがどのように関係し、反発し、融和するのかを語った漱石。
その内容は、110年以上が経過した今日に至っても、まったく古びておらず、むしろ変化の激しい現代においてこそ、光を放ちます。

作業用、リラックス、ながら読書、睡眠導入のお供に。
どうぞ、ゆったりとお聴きください。

【書籍】
・夏目漱石『私の個人主義』 (講談社学術文庫)
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【画像素材】
ChatGPT4 & DALL·E 3

【音楽素材】
♪Sea of Memory Aakash Gandhi
♪Ersatz Bossa (Sting) John Deley and the 41 Players

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