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松本研究室 - 集積回路技術

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慶應義塾 Keio University

松本佳宣研究室では、集積化マイクロシステムの研究を行っています。

集積化マイクロシステムは、人間の五感に相当するセンシング部品と神経・頭脳に相当するシリコン集積回路を数cm角に集積化したシステムです。

センサをつくるためには、ミクロン程度の精度で微細加工するリソグラフィー技術が必要であり、研究室内にマスク製造装置、露光装置を整備して学生が自分のアイデアをすぐに実現して評価できる環境が整っています。

集積回路に関しては、サブミクロンCMOS集積回路の設計をしており、外部ファウンダリーで試作した後、評価を行っています。

Q「いろいろな成果がでつつあるわけですが、一つの例として情報工学科の中川先生と共同で研究している可視光通信というテーマがあります。これからの世の中はエコロジーという観点から身近な証明が白熱灯や蛍光灯からLEDに変わっていくわけですが、LEDはエコロジーだけでなく高速に変調できるので、それをうまく使うと照明自体が言葉をはなす、つまり通信ができるわけです。いろいろな所に通信をする送信源ができるわけですから、これを使ったいろいろな応用例が考えられます。」

松本研究室では、可視光通信において他の光との干渉を避けるため、アレイ状の受光素子を有する専用集積回路を開発し、レンズによって結像した光のうち所望の信号成分が当たっている素子出力のみを取り出す手法を開発しています。

これによって、交通信号機を使って情報を送受信することも可能になります。

Q「この集積化マイクロシステムを研究するとセンサのことも分かるし回路のことも分かるわけです。それらは正に製品の一番のキーテクノロジーになっているわけです。ですから基礎技術、もしくは共同研究によって与えられる最先端のアイデアの中で、実力を持った技術者が育ち、社会に出て行ってほしいと願っています。」

posted by crydaynapm1