毎年9月に行われている、
茨城県を代表するお祭り、「常陸國總社宮例大祭ひたちのくにそうしゃぐうれいたいさい」。
地域を挙げて祝われているため
「石岡のおまつり」とも呼ばれているこのおまつりは、
石岡市民がもっとも熱くなる、市内最大のおまつり。
開催期間中は、毎年40万人を超える観光客が訪れます。

常陸国総社宮例大祭石岡のおまつり石岡市公式ホームページ
http://www.city.ishioka.lg.jp/page/pa...

「関東三大祭り」の一つと言われいる「石岡のおまつり」。
天下泰平、国家安穏、萬民豊楽、五穀豊穣等を願うこのおまつりは、
毎年交代で務める「年番町」を中心に行われます。

年番町は、
菊花紋を許された格式ある大神輿に御神霊を載せ、
供奉行列とともに各町内を練り歩きながら、
仮のお宮「御仮殿」に向かいます。

大神輿によってお出ましになられた御神霊には、
多くの参拝者が訪れます。

「石岡のおまつり」の見所のひとつが、こちらの「幌獅子」。
大きな獅子頭に囃子衆が乗り込む移動式の小屋が付随した、
全国的にも非常に珍しいものです。

屋根のない作りが特徴的な、石岡の山車。
最上部には、町内ごとに異なる
歴史上の英雄を象った大きな人形が飾られています。
また回転する台座の上では、
県無形民俗文化財に指定されている石岡囃子に合わせて、
数々の踊りが披露されます。

笛や太鼓の音色が鳴り響く中を、
ライトアップされた山車や幌獅子が練り歩く勇壮な姿は
まさに圧巻です。