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不思議な見た目と、見たまんまの名前をしたバッタ【コロギス】

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身近であえる生き物たち

身近であえる昆虫写真集
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コロギス
和名コロギス
学名Prosopogryllacris japonica
分類節足動物門昆虫綱有翅昆虫亜綱直翅目コロギス科

分布本州・四国・九州
大きさ30mm前後
時期79月
食料昆虫、樹液
越冬態卵、幼虫
生息樹林、林縁

コロギス
蟋蟋螽 蟋蟀螽蟖
学名Prosopogryllacris japonica
バッタ目コロギス科の昆虫。体型はコオロギ、色など全体の雰囲気はキリギリスに似る。
体長3040mm前後。メスはオスよりやや大きい。名前が示すとおり、コオロギ類とキリギリス類の中間的形質を持つ。体は明るい緑色、脚は若干青みが強い。
前・中脚脛節にはトゲが並ぶ。このトゲは捕食行動の際用いる他、葉をつづる際抱え込むようにして滑り止めの役目を果たす。
後脚はあまり長くなく、腿節もあまり膨らまない。このため跳躍力はさして強くないが、危険を感じると跳躍した後素早く走って逃げる。
頭部には非常に長い触角を備える。複眼は黄褐色、単眼は乳白色黄色で目立つ。
羽は黄褐色で腹先から僅かに出て、質が薄く、威嚇の際広げて体を大きく見せるのに使うのが殆どで、飛翔の役には立たない。
産卵管は褐色で棒状。若干上に向かって反っており、体長とほぼ同じ長さ。メスはこの産卵管を用いてブナ科の朽ちた材に産卵する。
卵はそのまま孵化する物と回冬を越してから孵化する物とがある。いずれの場合も幼虫は月頃孵化し、亜終齢幼虫の少し手前まで成長して越冬する。
地上の落ち葉や地面近くの葉を綴ってその中で冬を過ごす。亜終齢から終齢の翅芽は成虫の羽と同じ色をしている。翌年月頃活動を再開し、月頃羽化する。
平地亜高山帯までの広葉樹林に生息し、特にブナ科樹木に依存する傾向が強い。主に樹冠部にいて警戒心が強いうえ夜行性のためなかなか見つけにくい。
昼間は自ら出した糸で綴り合わせた葉に潜み、夜間這い出してきて行動する。クモはコロギスのように葉を噛み切ることが出来ないため住居による区別は容易。
またコロギスの糸には粘りけがない。主に動物質を食べるが、自分より小さな昆虫の他、地面で轢かれて死んだ虫なども食べる。
明かりに来て昆虫を狩ることもあり、このときは若干警戒心が弱まる。また樹液や蜜や果実、アブラムシやカイガラムシの排泄物など甘みのある物を好んで摂取する。
逃げ足は速いが、逃げられないと悟ると突然羽を開いて顔を上げ、威嚇の姿勢をとる。カヤキリなどのクサキリ類に比べると威嚇行動は頻繁で、積極的である。
噛みついてくることもあるが、殆どの場合後ずさりしてそのまま逃げてしまう。羽に発音器がない代わりに脚で物を叩くようにして発音する。
普通種だが個体数はそれほど多くない。天敵はカマキリ類、スズメバチ類のほか、大型の造網性クモ類など。
国内は本州、四国、九州に分布し、島嶼での記録はない。国外では朝鮮半島南部に分布する。台湾には近似種が分布するという。

#昆虫 #虫 #生き物
埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。

基本的に採集は行っていません。
ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。

posted by totsagenle