みなさんは資本主義と社会主義をご存知でしょうか。

資本主義とは簡単に言えば、自由競争の中で勝ち抜いていって頑張った分だけ大きな利益がもらえますよという世界です。

個人や企業が利益を追求して頑張れば頑張るほど全体の経済も大きくなって発展につながっていくでしょう。

しかし、問題点はその分貧富の差も大きくなってしまうこと。

ものすごいお金持ちもいればとんでもなく貧しい人も出てきてしまうわけですね。

競争に負けたのならしょうがないじゃないか、がんばってないならその分給料も少ないのは当たり前でしょ、と思える方は資本主義でいいかもしれませんね。

しかし、ここに異を唱えて出てきたのが社会主義です。

競争はせずに差が出ないようにみんな平等になろうよという考え方です。

企業ではなく国の計画のもとに生産や販売が決められ、労働者はそれをこなしてみんな同じ給料で働きましょうということです。

一件落着、これでみんな仕事量も給料も平等で平和な世界へ、というわけにもいきません。

意欲がある人もどれだけ頑張っても給料は上がりませんし、効率を上げてもメリットもありません。

結果、みんなががんばって働く意味がなくなってきてしまい経済は衰退していってしまったのです。


どちらにもメリットとデメリットがあるため一概にはどちらがいいとは決めきれないでしょう。

大切なのはこういった歴史があったということを知るということではないでしょうか。

そしてこれからの世界がどうなっていくかを自分自身でもしっかり考えることだと思います。

今後はベーシックインカムの導入などによって働きたい人は働いて、働きたくない人は働かない、なんていう世界も実現してくるかもしれません。

(by ブラック)


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