日本文学林芙美子短編小説朗読女声作品紹介昭和22年12月の作品。英助は戦争で片足を失い、妻町子の稼ぎと質屋通いで生計を立てていました。しかし、お互い、心のどこかに不満があり、それをあからさまに出すことがなかなかできませんでした。特に英助には妻に対する負い目があり、どうしても遠慮がちになってしまいます。ある雨の日、町子が出かけると英助はいても立ってもいられなくなり、町へ出かけます。そこで一人の若い巡査に出会うのですが・・・では、最後までお楽しみ下さい。