Free YouTube views likes and subscribers? Easily!
Get Free YouTube Subscribers, Views and Likes

【徹底解説】重ね塗り(初心者向け) 透明水彩での「重ね塗り」のやり方を不透明水彩と比較しながら、わかりやすく解説します。

Follow
ふじむら先生の絵画教室

00:00 イントロダクション
00:48 ❶不透明水彩と透明水彩の違い
03:08 ❷重ね塗りの効果①
08:03 ❸重ね塗りの効果②
09:35 ❹重ね塗りと混色の比較
11:09 ❺重ね塗りのまとめ

「重ね塗り」は、以前の動画で紹介した「フラット塗り」や「グラデーション塗り」と共に「透明水彩」での基本的な塗り方の一つですね。

◉参考動画
   「フラット塗り選」   • 透明水彩でのフラット塗り【選】 ムラなく美しく、平塗りできる方法初心者向け  

   「グラデーション塗り」   • 【超簡単】グラデーション塗り 水彩画で、誰でも簡単に失敗なくグラデーション...  

◉今回制作したモチーフの写真データ
「かぼちゃ」 
https://drive.google.com/file/d/1SSP...

「パプリカ」
https://drive.google.com/file/d/16zuy...

参考動画 写真を水彩紙に写す方法
【徹底解説】「トレースデッサン」のやり方
   • 【徹底解説】「トレース デッサン」のやり方 デッサン力が不足していても写実...  


「重ね塗り」は透明水彩の特色を、最も効果的に発揮できる方法です。
この塗り方を理解すれば、不透明水彩とは異なる、透明水彩らしい表現の幅を、グンと広げる事ができます。

透明水彩での「重ね塗り」には、2つの効果があります。

1つ目は、濃淡、つまり明度の変化を表現できる。という事です。
同じ濃さに溶いたグレーの絵の具を塗り重ねると、1度塗りした部分より濃く暗くなります。3度、度と塗り重ねると、どんどん濃く暗くなっていきます。

不透明水彩では、このような事はできません。
不透明水彩では、「黒」と「白」の絵の具を混ぜ合わせ、その割合によって、濃淡を変化させます。

透明水彩の場合は、「白」の代わりに「水」を混ぜ合わせるのですが、この方法に加えて、同じグレーを「重ね塗り」する事によっても濃淡に変化をつける事ができるわけです。

透明水彩での「重ね塗り」の効果のつ目は、絵の具の塗り重ねによって、新たな色を生み出せる、という事です。
例えば、透明水彩絵の具の「黄色」を塗って乾かした上に「青色」を塗り重ねると、重なった部分は「緑色」になります。
ちょうど「黄色のセロファン」に「青色のセロファン」を重ねたようですね。

この様に、「透明水彩絵の具」では、重ね塗りによって、新たな色を作り出すことができるわけです。

不透明水彩絵の具では、塗り重ねても新たな色はできません。
不透明水彩の場合は、「重ね塗り」ではなく、パレット上での「混色」によって新たな色を作り出すことになります。

もちろん「透明水彩絵の具」でも「混色」によって、新たな色を作ることができます。
先ほどの「黄色」と「青色」の例では、色を混ぜ合わせても「緑色」になります。

しかし、「重ね塗り」と「混色」では、同じ「緑色」でも雰囲気が異なります。

「混色」による「緑色」ではムラのない綺麗な色面になりますが、やや均質で単調な感じがします。
「重ね塗り」では「色の透明感」や「色の深み」を感じることが出来ます。
これは、塗り重ねた「色の層」が透けて見えるために、塗ったところが奥深い質感を持つからです。
「重ね塗り」を繰り返すことで、より複雑な色合いや質感を表現する事が可能となりまね。

透明水彩絵の具では、その場に応じて、「混色」や「重ね塗り」を使い分け、描き進めていく事ができのです。

最後に「重ね塗り」を行う上で、注意して欲しい事がつあります。

つ目は塗った絵の具が十分乾いてから、次の色を塗り重ねる、という事です。
濡れた状態だと色が混じり合い、重ね塗りになりません。

つ目は「明るい色」から先に塗り、「濃い色」や「暗い色」を後から塗り重ねる、という事です。
こうすると、下に塗った色が滲んでしまっても、あまり目立ちません。

つ目は後から塗る時に、先に塗った部分を筆で強く擦らないように注意する、という事です。
擦りすぎると下の色が溶け出してしまいます。


「透明水彩絵の具」に、まだ慣れておられない方で、「なかなか思う様に色が塗れないなあ」と感じる事が、もしお有りなら、その原因は小学校や中学校で使っていた「不透明水彩絵の具」で描くように「透明水彩絵の具」を使っているから、かもしれませんね。

私も、透明水彩絵の具を使い始めた頃は、この違いが分からず、泥んこ遊びをしているような絵から、なかなか抜け出せませんでした。

今回説明した「透明水彩絵の具」の「重ね塗り」の方法を意識しながら、一度描いてみてください。

作例で描いた「かぼちゃ」の写真と線画のデータを概要欄の最初に載せてありますので、自由にダウンロードして、使用してください。
水彩紙への転写の方法は、以前の動画「トレースデッサンのやり方」を参考にしてくださいね。

このチャンネルでは、皆さんと共に「水彩画」制作の基礎を学び、その表現力を高めていきます。
コメント欄にて、ご質問やご感想をお待ちしています
また、チャンネル登録と高評価ボタンのクリックをいただけると、今後の動画制作の励みとなります。
今回の動画が気に入っていただけましたら、是非ともよろしくお願いいたします。

◉「チャンネル登録」 
   / @fujimura_art  



#重ね塗り #水彩画 #透明水彩 #不透明水彩 #重色 #初心者

posted by Drentwedeb0