「…もうずっと以前から松村信兵衛は、長屋ぜんたいの『先生』と慕われてきた。」
青空文庫より『人情裏長屋』(山本周五郎)を朗読しました。
チャプター
00:00 一、落ちぶれて来る人の寄り場所
14:04 二、相手を立てて、それからの沙汰
29:31 三、不幸は友を伴れて来る故事
44:26 四、蕎麦は夜泣きの子も育つなり
58:47 五、またたちかえるみな月の宵
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、新年最初の作品はいかにも日本の時代劇的なものです。
こちらは実際に『子連れ信兵衛』として高橋克典さん主演で映像化されています。
そちらは全六回の続き物で物語も膨らませてありますが、原作であるこの作品はこれ一本のみです。
もし山本周五郎が脚本を書いていたらどうなったのか、そんなことも気になるお話ですね。
笑いあり、涙あり、活劇ありとお正月にピッタリの作品で年を明けたいと思います。
重ねて、本年もよろしくお願いいたします。
#山本周五郎 #時代小説
音楽
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