青空文庫短編小説朗読室生犀星女声作品紹介「週刊朝日 夏季特別号」1926大正15年掲載青空文庫より阿闍梨とは師範たるべき徳の高い僧のことです。下野富田の村の山寺の阿闍梨様は、質素で慎ましやかな暮らしぶりでありました。しかし、ある日、ある一人の美しい童子を連れ帰ったのでした。その童子が来て以来、すこしづつ阿闍梨様の様子が変わっていきます。そして童子は病に倒れてしまうのでした・・・。どうぞお楽しみください。