愛くるしい動きを見せる、犬型のロボット。
1999年7月、ソニーから発売された「AIBO」です。

全長およそ30センチ。
飼い主とコミュニケーションを取ることで成長していくロボットとして、一躍注目を集めました。

名前の由来は、「人工知能ロボット」の英語訳から取ったもので、飼い主にとっての「相棒」という意味もあります。
販売価格は、定価25万円とちょっとお高めにも関わらず、6月に予約が始まると、わずか20分で3000台が完売するほどの人気でした。

そして、翌年の2000年には、音声認識機能を搭載した2代目が登場。
「AIBO語」と呼ばれる独特な音声が特徴でした。

その後も、自ら充電器まで歩いて充電したり、日記を書いたりするなど、様々な機能を搭載し進化してきました。
しかし、ソニーがロボット事業から撤退したことにより、2006年3月末に、AIBOは生産・販売を終了しました。

それから12年経った2018年、アルファベットの小文字で「aibo」と名付けられた最新モデルが発売され、aiboは復活しました。

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