中国善導大師の『往生礼讃』の一部です。
本書は『勧一切衆生願生西方極楽世界阿弥陀仏国六時礼讃偈』一切衆生を勧めて、西方極楽世界の阿弥陀仏国に生ぜんと願ぜしむる六時礼讃の偈といい、略して『往生礼讃』、『六時礼讃』、『礼讃』と呼ばれる。
題号の通り、願生者が日常実修すべき六時日没・初夜・中夜・後夜・晨朝・日中の礼法を明かした書物。
親鸞聖人もおつとめされたとされる『往生礼讃』。特にこの「初夜偈しょやげ」は、一般寺院でも、親鸞聖人の報恩講の際につとめられています。
また、浄土真宗で大切にされている「自信教人信 難中転更難 大悲伝普化 真成報仏恩」の文言がでてきます。12:32
『往生礼讃』のおつとめについて
複数の者によって、おつとめの文言を かけあい のような形で唱えるのが特徴です。
また、「無常偈」と呼ばれる部分は導師一人で唱える部分です。
「無常偈」20:46 美しい旋律を是非お聞きください。
当チャンネルの「日没礼讃偈」 • 往生礼讃偈日没 浄土真宗本願寺派(西本願寺) chant Buddhi...
※「六時」とは、一昼夜を六分した時刻のことです。
晨朝午前八時頃
日中正午頃
日没午後四時頃
初夜午後八時頃
中夜午前零時頃
後夜午前四時頃