能登半島地震で被害が大きかった石川県珠洲市正院町では、住宅軒のうち約軒が全壊、その半数にあたる軒は年の新耐震基準導入後に建てられたとみられるということです。「震度強以上の地震でも倒壊しない」とされる新基準の住宅でも全壊したのはなぜなのでしょうか。珠洲市の調査も行ったという金沢大学・地震工学研究室の村田晶助教は、この地区では去年月に震度強、その前年にも震度弱の地震があったとして「積み重ねにより建物の疲労があった」と分析します。そして村田助教は、耐震基準は時期によって何度か改定されているため、いつ新築したのかや改築時に構造の補強をしているかによっても違いがあり、建物の形や地盤の柔らかさなどによっても被害の大きさは変わると解説。「四角い形が一番均等に揺れるのでいい。歪なところに揺れが集中する。そこの強度を上げているかどうかが大事」と話します。
2024年1月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より
◎村田晶金沢大学助教 地震工学研究室所属 珠洲市の地震で倒壊した家屋の現場調査を行った
▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/
▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?s...
#地震 #能登半島地震 #石川県 #珠洲市 #被災地 #被害 #倒壊 #耐震基準 #能登半島 #解説 #金沢大学 #村田晶 #MBSニュース #毎日放送