おもちゃ売り場にずらりと並ぶプラモデル。その一角にあるのがきょうの逸品、その名も「ザ☆スナップキット」です。完成するとこんな感じ。一見ふつうのプラモデルと変わらないように見えます。
コジマ×ビックカメラ静岡店 望月章宏店長代理「月・月で前年を大幅に上回る売り上げを記録している。きょうも朝からお昼の時点で台ほど販売している」
巣ごもり需要で好調なプラモデル業界ですが、中でもよく売れているというのがこの自動車のプラモデル。人気の理由とは
コジマ×ビックカメラ静岡店 望月章宏店長代理「塗装も不要、接着剤も不要なので、プラモデルを初めて作る人が買っていく」
実はこのプラモデル、部品がはめ込み式で、接着剤を使わなくていいんです。さらに最初からプラスチックが塗装されていて色を塗る必要もありません。価格がお手頃なのも特徴です。
コジマ×ビックカメラ静岡店 望月章宏店長代理「入門編ということでお手頃な価格で販売している」
実際に作ってみるという吉田町の日野さんの家にお邪魔しました。プラモデル作りは初めてだという日野さん親子です。作るのに必要な道具はニッパーとピンセットだけ。部品を切り取ったら、シールを貼って組み立てていくだけです。
日野聡佑くん「最初は結構難しそうに見えたが、だんだんやっていけば簡単になってきた」
日野伊織さん「組み立てたり切ったりするのは思った以上に簡単」
時間半ほどで、本格的なプラモデルができあがりました。
母親「どうぞ、と渡して人で開けるところから完成までできるのはすごくいいなと思った」
誰でも簡単に作れるプラモデル「ザ☆スナップキット」を手がけたのは静岡市の模型メーカー青島文化教材社です。
青島文化教材社企画開発部 中西英登企画一課長「ちょっとでもプラモデルの裾野を広げたいということで、『久しぶりに作ってみよう』というお父さんとかが一緒にお子さんと作ってもらえるような、そういったものを目標として頑張っている」
実はこのプラモデル、当初、「こんなものが売れるのか」と社内から反対の声が挙がったといいます。しかし、懸命の活動の結果、今では看板商品のひとつになりました。
青島文化教材社企画開発部 中西英登企画一課長「歳は関係なく一緒にみんな楽しくワイワイ家族で作ってもらえれば」
ホビーのまち静岡から生まれた誰でも簡単につくれるプラモデルは、もっと多くの人に親しんで欲しいという思いから生まれた逸品でした。
月日 テレビ「」放送
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